オリックス・宮城 初の開幕投手へ視界良好!1回1安打無失点 MAX149キロ「感覚的には良かったかなと」
「オリックス紅白戦、白組0-4紅組」(24日、清武総合運動公園第2野球場)
開幕投手有力のオリックス・宮城大弥投手(22)が紅白戦で紅組の先発を務め、1回1安打無失点。最速は149キロをマークするなど順調な調整ぶりをうかがわせた。
初回先頭の宜保をスライダーで空振り三振に。続く佐野は左前打を許したが、西野を2球で遊飛。杉本はバットをへし折り遊ゴロに仕留め、グラブをパンと叩いた。「課題はありますけど、感覚的には良かったかなと思います」と視界良好だ。
「変化球自体は悪くはなかったと思います」と一定の手応えを得た左腕。宜保を空振りに取ったスライダーは納得する球だったが、杉本にストライクゾーンからボールに沈む同球種を見送られたこともあり、「精度を良くしたい」とここからさらに良化させていく。
宮城は常々、自身初の「開幕投手」を担いたい思いを口にしている。3月29日・ソフトバンク戦(京セラ)で大役を託される可能性は十分。「短いイニングの登板の中では、順調に来ているのかなと思います」。5年目左腕がエース道を歩むために、最善の準備を進めていく。