巨人がオープン戦3試合目で初黒星 ヤクルト相手に九回の1点だけ ドラ1・西舘は2回無失点
「オープン戦、巨人1-2ヤクルト」(25日、沖縄セルラースタジアム那覇)
巨人がヤクルトに敗れ、オープン戦3試合目、対外試合4試合目で初黒星を喫した。開幕ローテを狙うヤクルトの先発・小沢、2番手の吉村に抑え込まれた。
この日は2番に長野、3番に坂本とベテラン2人が、今年初めて対外試合に出場した。初回、2死から坂本が左前に落ちそうな打球を左、翼・増田にダイビングキャッチで好捕。三回には1死から岸田が中前打で出塁。二盗を決めて得点圏に進んだが、後続が倒れてあと1本が出なかった。
それでも六回には、1死一塁で打席に中田。ファウル、ファウルで追い込まれた後、阿部監督は2ストライクからセーフティーバントを指示。投手前に転がり犠打になったが、意表を突く攻撃で得点圏に走者を進めた。
一方、投手は先発の山崎伊が1回無安打無失点。3番手で登板したドラフト1位・西舘(中大)も、2回を無安打無失点と好投した。西舘は先頭から8球続けて直球を投じた。先頭・丸山和は148キロで中飛に。続く増田は、坂本の好守にも助けられて三ゴロに打ち取った。長岡は初球148キロ直球で二ゴロに仕留めた。
二回は先頭から西川、武岡をいずれも直球で中飛に。続く宮本には、四球を与えたが、内山を直球で右飛に打ち取り無失点でマウンドを降りた。