ヤクルト3投手が2試合で19得点の猛打巨人打線を封じ込め 開幕ローテ争い熾烈(しれつ)に

 「オープン戦、巨人1-2ヤクルト」(25日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 開幕ローテーションを狙う3投手がそろって3イニングずつ登板。直近2試合で19得点していた猛打の巨人打線をわずか1失点に封じ、熾烈(しれつ)な競争が幕を開けた。

 まず先発した小沢が3回を投げ1安打無失点、3奪三振と好投。中でも現在取り組んでいるカットボールへの手応えをつかみ、「ブルペンで、練習したことをある程度試合でも出せるかなっていう風には思っています」と話した。

 2番手の吉村も3回1安打無失点、1四球1奪三振と結果を示した。最速は152キロを計測した。登板直後に先頭に四球を出した場面を反省点に挙げながら、「要所要所のコントロールミスだったりとか、そういうのもちょっとあったんで、そこら辺はもっともっと詰めていければいい」と次戦以降の修正を誓った。

 この2投手の快投に、高津監督も目尻を下げた。小沢に対しては「ピッチングの内容的には非常に良かったんじゃないかなと思います。緩急を使えていたしね。カウントに苦しむことが少なかったので、ストライク先行で攻めたピッチングがよかった」と話し、吉村に対しては「空振りを取れる球種が多くて、それはよかった。ストライク、ボールがはっきりする場面もあったんですけど、あのぐらいの真っすぐの力強さと変化球で空振りが取れて、今はいい状態じゃないかな」とうなずいた。

 3番手の阪口は3回を無安打に封じ込めながらも、3四球が響き1失点。この内容に指揮官は「素晴らしいボールは素晴らしい。ストライクを取れるかどうかというのがちょっと、ゲームを壊しかねないんで。フォアボールというのはちょっと評価はしづらいかな」とし、「彼は打ちづらいと思いますよ、バッターから見たら。ただ、ストライクが入らないので、今日に関してはね。入らないので、打ちづらさも披露できないのはもったいなと思って見ていました」と話した。

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