高木豊氏「立浪監督に聞いても『支配下にしようかなと思っている』と」 中日育成のロドリゲス内野手をべた褒め
元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が25日、自身のYouTubeチャンネルを更新。視察した同日のオープン戦、中日-阪神戦(Agreスタジアム北谷)から、中日が育成選手として獲得し、この日は「9番・遊撃」で先発出場したキューバ人のクリスチャン・ロドリゲス内野手(21)について「可能性を大きく秘めている」と期待した。
二回2死二塁の守備では二塁走者の森下に対して投手との間でけん制した動きを「日本の野球を理解してやっている」。打撃についも二回無死二塁から右飛に倒れたが打球は鋭く「右への意識があった」。さらに「その後の中前打。ああいうことを見ていると、使っていったらどんどん成長すると思う。21歳なんで、まだまだ伸びしろがある。打てるようになると思う。とにかく慣れさせろ、ということ」と話した。
指揮官との会話の中でも「立浪監督に聞いても『支配下にしようかなと思っている』という言葉もあった」と明かし「監督も期待しているし、オレも期待している。足も使えるし肩も強い。まず送球ミスはしないんじゃないかというくらい正確」とすべてを大絶賛した。
特に強肩を含めた身体能力の高さをべた褒め。八回の守備では、一塁走者がスタートを切り、逆をつかれながらも横っ跳びで三遊間へのゴロを捕球し、膝をついたまま一塁へ送球してアウトにしたプレーを「ああいうのは外国人にしかできない。身体能力、バネがないとできない。(ゴロを)止めても、あそこから、ショートから投げるのはなかなかできない。鳥肌が立った。久しぶりにいいプレーを見た。ファンになった」と興奮を隠しきれなかった。