ロッテ 西野が27日・ソフトバンク戦で“今季初先発” 先発再転向2年目は「規定投球回はいきたい」
ロッテの西野勇士投手(32)が26日、27日の練習試合・ソフトバンク戦(宮崎アイビー)での“今季初先発”に向け「真っすぐをどれくらい投げられるかってことと、去年は軸にならなかったスライダーとかツーシームがどれくらいの精度で投げられるかを確認できたら」と話した。
石垣島キャンプの第2クールを11日に終え、チーム本隊は本島へ移動。西野は石垣島に残り調整し、24日に本隊に合流した。石垣島での残留調整ではライブBPにも登板。「ブルペンでの変化球は結構いい感じだったけど、ライブBPではコントロール部分が良くなかった感じはある」と不安をにじませたが、「しっかり調整して試合でちゃんと投げられるように、結果を出せたらいい」と前を向いた。
右腕は2020年6月に受けたトミー・ジョン手術をから、22年シーズンに復帰。昨季は先発に転向し、18試合に登板し8勝2敗、防御率2・69だった。理想だった中6日登板はかなわなかったが、「規定投球回はいきたい。そんなに(間隔を)空けずに回れたら行けるところだと思う」と、今季こそは実現する構えだ。
開幕まで約1カ月。「どうしても兼ね合いになってしまうので…」と、勝ち星へのこだわりは強くはないが、「しっかりとゲームを作ってQSとか、そういう率を高めていけたら」と、役割を果たすことを誓った。