巨人 一、三塁のベースコーチを配置転換 亀井コーチが三塁 阿部監督の親心「長く指導者をやる勉強」
「練習試合、巨人5-3日本ハム」(27日、沖縄セルラースタジアム那覇)
阿部慎之助監督(44)が、一、三塁のベースコーチを配置転換した。 18日の練習試合、韓国・サムスン戦からオープン戦3試合と、一塁だった亀井善行外野守備兼走塁コーチ(41)が三塁に、三塁だった川相昌弘内野守備コーチ(59)が一塁に回った。
変更意図について指揮官は「亀井には(肩書に)走塁がついているんでね、彼にもしっかりした責任を持たせてやるというこっちの意図もある」と説明。その上で「僕らもそうですけどカメもね、これから長く指導者やるにあたっての勉強だと思って、やっていってもらいたいなという僕の意図もある」と、巨人の育成を支える指導者として、多くの経験を積ませたい考えを明かした。
今後、シーズンでもこの体制を続けていく方針。“初戦”からオコエ、オドーアら二塁走者を積極的に回すなど、5得点に貢献した亀井コーチは「正解はない。無難にいってたら感覚も掴めないですからね。できるだけ早めに感覚を掴みたい」と気を引き締めていた。