落合博満氏 オリックスへトレードの吉田輝星は「何か一皮むけてないんじゃないか」飛躍へ「考えて野球をやっているかどうか」

 元中日監督の落合博満氏が27日、自身のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。オフに日本ハムからオリックスへトレード移籍した吉田輝星投手について「何か一皮むけてないんじゃないかな」と指摘した。

 2018年・夏の甲子園で“カナノウ旋風”を巻き起こし、同年ドラフトで日本ハムからドラフト1位指名された吉田。22年にキャリアーハイとなる51試合に登板したが、昨季は3試合の登板にとどまり、トレードでオリックスに移籍した。

 落合氏は「あんまりピンときてないんだ。高校生のころはいいピッチャーだったけど」と語り完投能力を評価していたという。だがプロではリリーフが主戦場となった右腕。飛躍へのカギとして「あとは自分がどういう風に考えて野球をやっているかどうかと思う」と語り、「頑張ってほしいとは思いますけどね」とエールを送った。

 「終わってからの結果がすべてを物語る世界。みんないいものを持って入ってきている世界だから」とも語った落合氏。オリックスの4連覇については「可能性はある」と語り、「山本と山崎が抜けた25、6の穴を埋めるのは大変だと思う。(若い投手は)使ってみないとわからない。どこまで穴を埋められるかってことなんじゃないかなと思う」とポイントを解説していた。

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