巨人新外国人・オドーア 快打!激走!右翼守備も適応 敵将・新庄監督も高評価「軽~く打っていい打球」

 4回、オドーアは中前安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 4回、吉川の一塁ゴロで三塁へ向かう(撮影・佐藤厚)
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 「練習試合、巨人5-3日本ハム」(27日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 巨人の新外国人、ルーグネッド・オドーア外野手(30)=前パドレス=が、来日後初めてとなる対外試合に6番・右翼でスタメン出場した。2打席目に中前打でチャンスメークすると、二塁進塁後に右前打で果敢な走塁。右翼の守備機会も無難にこなすなど、初実戦で適応力の高さを見せた。

 チームの浮沈を左右する男がベールを脱いだ。初回1死一、三塁で149キロの直球に押されて三邪飛。だが、2打席目だ。四回、先頭で打席に立つと初球から積極スイング。前打席で凡退した直球に対応し、痛烈な打球を中前にはじき返した。相手ベンチの新庄監督も試合前から警戒。事前情報もチェックしていた。

 「フリー打撃で16本、ホームラン打ってましたよね。坂本君と長野君のバットを借りて」。24日の練習内容まで把握し、この日は直接スイングを分析。「ポイントもいいね。軽~く打っていい打球を放り込んでいてね」と評価した。視察した阪神・飯田スコアラーも「1打席目は遅れたけど調整してきた。直球についていける」と日本野球への対応力の高さに驚く。

 メジャーでは「狂犬」の異名を誇った。持ち味は打つだけじゃない。2死後に二塁に進むと、山瀬の右前打で積極走塁。迷うことなく三塁を回り、一挙4得点の口火を切った。亀井外野守備走塁コーチも「アグレッシブに走ってくれた。あの動きができれば守備でもできるよ」と及第点だ。日を追うごとに高まる期待感。他球団には走攻守で脅威の存在になりそうだ。

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