巨人・阿部監督「選手として、やりたかった」 台湾初のドーム球場に感激「プロ野球が盛り上がる」

 台湾メディアから取材を受ける阿部監督
 台湾メディアから取材を受ける阿部監督
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 巨人が1日、2、3日に予定される親善試合を前に、台湾・台北ドームで全体練習を行った。

 球団創設90周年および台湾・台北ドームの開業を記念し、3月2日に中信兄弟、同3日に楽天モンキーズと親善試合を予定。前日練習で阿部慎之助監督は、新設のドーム球場を絶賛した。

 「完成に時間がかかった事情も聞きましたけど、無事に完成して、素晴らしい球場だなと思います」とし、「本当は監督としてでなく、選手としてやりたかった。ドームができたことで台湾のプロ野球も、もっと盛り上がるんじゃないかなと思います」と、充実した設備に驚きを語った。

 2、3日は親善試合だが、シーズン前の大事な調整の場でもある。指揮官は「やっぱり昨年、その前の年もBクラスを経験して、とても悔しい思いをしました」と振り返り、「やっぱりジャイアンツが勝たなきゃいけないのは、選手全員が自覚していると思います」と、4年ぶりのV奪回に向けた覚悟を語った。

 その上で、「みんな力は持っている選手ばかりです。あとは、僕がどう力を出させてあげらえるかというのを自分のテーマとして、コーチと相談して1年間やっていければいいかなと思います」と、台湾の巨人ファンに向けて力強く誓った。

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