開幕投手に決定済みの楽天・早川は5回2失点「マイペースにできている」

 先発し力投する早川(撮影・市尻達拡)
 5回、茂木は中前タイムリーを放つ(撮影・市尻達拡)
 能登半島地震から3カ月目となり黙とうする楽天、広島ナインら(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、楽天2-4広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)

 楽天の開幕投手に決まっている、早川隆久投手は先発で5回7安打2失点。「カーブで三振もとれましたし、変化球はすごい収穫になるものがあってよかった」と手応えを感じながらも「真っすぐの精度がよくなかった」と直球の課題を口にした。

 序盤は多彩な変化球を織り交ぜ、テンポよくアウトを重ねた左腕。しかし、四回に坂倉に先制の適時打を許すと、五回には2死から小園に甘く入った直球を捉えられ、右翼席に運ばれた。気温が低かったこともあり、出力は抑え気味だったが、質、コントロールに課題を感じ、降板後にはブルペンで確認作業も行った。

 この日は、開幕投手に決まってから最初のマウンドだったが、そのことについては「意識せずに投げられた。マイペースにできていると思う」と涼しい表情。「飛ばしすぎずゆっくりやりたい」と語った。

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