オープン戦連敗の楽天・今江監督 乱調続きの鈴木翔に「やってもらわなきゃいけない」
「オープン戦、楽天2-4広島」(1日、倉敷マスカットスタジアム)
楽天は接戦を落とし、オープン戦2連敗となった。
開幕投手に決まっている、先発の早川隆久投手は5回7安打2失点。「変化球はすごい収穫になるものがあってよかった」と手応えを感じながらも「真っすぐの精度がよくなかった」と直球の課題を口にした。
その後は、六回から登板した内が、2回無失点と力投し、先発ローテ入りへアピール。今江監督は「日に日に課題を少しずつクリアできている。順調にいっている」と高く評価した。
リリーフ陣は八回の伊藤茉はゼロで抑えたが、九回に登板の鈴木翔は1回2失点で決勝点を献上。沖縄の実戦でも制球に苦しんだ左腕は、不安を残す結果となった。指揮官は「非常に苦しんでいるなと。いい風に言ったら今でよかったのかな」と話し「去年60試合投げて、こちらとしても期待はしている選手。やってもらわなきゃいけない選手」と奮起を促した。