ヤクルト・小川が前回登板から別人投球 3回2安打無失点 高津監督の猛ゲキ効果てきめん!?
「オープン戦、中日-ヤクルト」(2日、バンテリンドーム)
開幕投手最有力のヤクルト・小川泰弘投手が、3回2安打無失点と好投。前回登板からの修正をグラウンド上で示した。
今季2度目の実戦マウンドとなったエースは、中日打線に対してストライク先行の投球で攻めた。三者凡退の立ち上がりから、二回には1死一塁から併殺プレーに打ち取った。三回まで走者を二塁まで進めない力投を見せ、「ストレートを両サイドにしっかりと投げ分けることができましたし、変化球も低めに丁寧に投げることができました。ストライク先行でリズム良く投げられたので今日のような投球を続けていきたい」と振り返った。
小川は2月23日に行われたDeNAとの練習試合で今季初実戦。だが、2回8安打6失点と大きく打ち込まれた。これには高津監督も「ブルペンで投げる球と、いざゲームで投げる球、打者に対して投げる球であったりとかいろいろ違いがあったのかなと思いますね。試合勘不足もありますし、ランナーが出て、球威、コントロールが落ちるのは練習不足があるのかな」と厳しく指摘していた。
覇権奪還を目指し、ヤり返すことを全員で誓った一年。高津監督は現在、開幕投手候補を4人までに絞ったことを明言している。