楽天 守護神転向の則本が“初セーブ” 三振締めでの渾身のガッツポーズに「恥ずかしい」

 試合を締めグータッチをする則本(撮影・市尻達拡)
 9回を無失点で終えた則本(撮影・市尻達拡)
 能登半島地震被災支援の募金活動を行う田中将(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、楽天3-1広島」(2日、倉敷マスカットスタジアム)

 今季から抑えに転向した、楽天・則本昂大投手が実戦3試合目にして初のセーブシチュエーションに登板。1イニングをゼロで抑え“初セーブ”を挙げた。右腕は「緊張感もありましたし、今日経験できたことはすごいよかった」と振り返った。

 味方が試合をひっくり返し、2点リードで迎えた九回。則本の名前がコールされると、スタンドのファンからは期待の大きな拍手が送られた。先頭こそ出塁を許したが、1死一塁から「要求通りに投げられた」と坂倉をスライダーで空振り三振にとると、最後は堂林を直球で見逃し三振に仕留め、渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。

 前回登板では、連打であっさり失点するなど、思うような投球ができていなかった則本。「もう一回自分の投球を見つめ直しての今日だった。最後しっかり投げ切れて、三振で勝ち試合を締められた。いろんなものが相まって」とガッツポーズの理由を明かし「オープン戦やけど恥ずかしいですよね」と、照れくさそうに笑った。

 開幕へ向けて調整を続ける新守護神。「次回もしっかり自分の球を投げて、3人で終われるようにしたい」と力を込めた。

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