楽天・今江監督 終盤の集中打で逆転勝ち 新守護神・則本の初セーブに「これぐらいはやってくれる投手」

 8回、右前2点タイムリーを放ったフランコ(撮影・市尻達拡)
 逆転勝利に笑顔をみせる今江監督(撮影・市尻達拡)
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 「オープン戦、楽天3-1広島」(2日、倉敷マスカットスタジアム)

 楽天は終盤の集中打で、逆転勝ち。オープン戦の連敗を止めた。今江敏晃監督は「バッティングの内容もそうだけど、いろんな粘りが出た」と野手陣をたたえた。

 打線がなかなか突破口を見つけられない中、0-1で迎えた八回、3連打で1死満塁とすると、渡辺佳の適時打で同点。さらに続くフランコが勝ち越しの2点適時打。5連打で一気に試合をひっくり返した。

 最後は今季から抑え転向の則本がゼロで締めて、初セーブを挙げた。今江監督は「これぐらいはやってくれる投手。いい場面で渡せて、第一歩として経験させてあげられてよかった」と語った。

 先発の荘司は、テンポのいい投球で5回2安打無失点の好投。先発ローテの軸として期待される2年目右腕が力を発揮した。指揮官は「去年の経験を生かして、すごくいい形で順調にきているのかな」と、うなずいた。

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