巨人が歴史的一戦で勝利 秋広が大暴れ 先制V打含むタイムリー3本 エース戸郷は3回0封6奪三振 台湾人気No.1チームの中信兄弟下す

 中信兄弟戦に先発した戸郷
 中信兄弟戦で先制打を放ち、ベンチに向かってポーズをとる秋広
 中信兄弟戦に登板した赤星
3枚

 「親善試合、中信兄弟1-4巨人」(2日、台北ドーム)

 巨人が親善試合で台湾の人気No.1チームの中信兄弟を下した。野手では期待の大砲・秋広が先制V打を含む3安打3打点で勝利に貢献した。

 二回、2死一、二塁から初球を狙い、左前適時打で先制点。「打ったのはストレートです。2アウトから長さん(長野選手)と尚輝さんが繋いでくれてここは(ランナーを)かえしたいと思っていました。打てて良かったし、この試合の最初の打点になって嬉しいです」と振り返った。

 再びチャンスは巡る。六回には無死二塁の得点圏で一、二塁間を破る右前適時打。再びストレートを狙い打ちした一打に「尚輝さんがよく走ってくれて打点がつきました。結果的にランナーをかえせて良かったです」とコメント。続く七回には左腕で、かつて阪神にも在籍した呂彦青から中前適時打を放った。

 一方、投げては先発のエース・戸郷が圧巻の投球。初回、宝刀フォークを武器に3者連続三振を奪うなど、3回2安打無失点で6三振を奪う好投を見せた。2番手の赤星は2回1安打無失点、以降も田中、馬場、船迫、菊池、堀田とつなぎ、台湾球界で人気No.1の中信兄弟打線を寄せ付けなかった。

 巨人は、球団創設90周年および台湾・台北ドームの開業を記念し、台湾球団2チームと親善試合が行う。この日、中信兄弟との一戦の来場者は3万7890人。台湾プロ野球史上最多で、台北ドームが満員になったのも初と、巨人の人気を改めて証明する歴史的一戦となった。

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