巨人が5月3日・阪神戦を「長嶋茂雄DAY」として開催、5月28日・ソフトバンク戦は「王貞治DAY」
巨人は4日、球団創設90周年記念特別試合として、東京ドームで行う5月3日の阪神戦を「長嶋茂雄DAY」、同28日のソフトバンク戦を「王貞治DAY」として開催すると発表した。創設90年を迎える球団は巨人軍はもちろん、野球界、日本のスポーツ界をけん引してきた長嶋茂雄さん、王貞治さんの功績を称え、歴史と伝統を振り返るとともに、偉大なる永久欠番「1」と「3」の栄光を現代に継承していく試合とするとした。
巨人の監督、コーチ、選手は5月3日の試合では永久欠番「3」が右袖にデザインされた特別仕様のユニホームと、側面に「3」が入ったキャップとソックスを着用。5月28日の試合では、それぞれに「1」が入った仕様で試合に臨む。
球団を通じて阿部慎之助監督は「巨人軍はもちろん、野球界、ひいてはスポーツ界を牽引してきた偉大なお二方の冠試合が、球団創設90周年記念として開催されることを、とても誇らしく思います。永久欠番である『1』と『3』があしらわれたユニホームを着用することは球団史上初の試みであり、改めて身が引き締まる思いです。チーム全員が特別な緊張感を持って臨むことになりますが、歴史と伝統を感じながら記念すべきゲームにしたい」とコメント。岡本和真主将は「長年にわたり、長嶋さん、王さんが築き上げてきた巨人軍の4番打者として、『強いジャイアンツ』を継承することが使命だと思っています。特別デザインのユニホーム、キャップ、ソックスを着用できることがとても楽しみですし、栄光の『1』と『3』に恥じないプレーをして、ファンの皆さんと共に特別な空間を作れればと思います」とコメントした。
2試合では、二人の初アベックホームランが生まれた「天覧試合」が開催された1959年当時のホームユニホームの復刻デザインTシャツを来場者全員に配布。Tシャツには5月3日は背番号「3」、5月28日は背番号「1」が入る。