オリックス 開幕ローテ候補の曽谷龍平が5回1安打無失点6奪三振と好投
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「オープン戦、オリックス-中日」(5日、京セラドーム大阪)
開幕ローテ候補のオリックス先発・曽谷龍平(23)が5回1安打無失点、6奪三振とアピールに成功した。
この日最速は151キロを計測。力強い直球とツーシーム、スライダーを操り、中日打線を手玉に取った。初回は先頭・大島を1球で遊ゴロ、続くカリステを見逃し三振に。星川は一塁・頓宮の悪送球で出塁を許したが、中田を3球三振に仕留め、難なく切り抜けた。
二回以降も順調にアウトを重ねていく。三回は1死から大島、カリステを連続で見逃し三振を奪い、付けいる隙を与えなかった。四回も三者凡退。五回も先頭・ディカーソンに死球を与えたが、福永を遊ゴロ併殺打、木下を右飛に抑え、自分優位に投げ進めていた。
登板前、曽谷は「とにかくゾーンに強く投げて、自分の力がどれだけ試せるかというのをやっていけたら」とテーマを設定していたが、結果で示した形だ。