盛岡誠桜の憲章違反は処分見送り 資料が異例の50ページに及び継続審議に
日本学生野球協会の審査室会議が5日、都内で開かれた。岩手・盛岡誠桜が日本学生憲章違反の疑いがある事象の調査に応じなかったとして、日本高野連が同協会の審査室に上申した件に関しては、事実関係を明確にするため継続審議となったと発表した。日本高野連、岩手高野連、当該校が提出した資料が50ページと膨大な量に及んだため、結論に至らないと判断したため。通常ならば長くても5ページほどだという。
日本高野連は3年生野球部員Aの飲酒行為、野球部指導者の一般生徒への暴言およびハラスメント行為、複数の野球部指導者による野球部員への暴言・ハラスメントの3つの事案について調査・報告を求めたが、期日の2月26日まで提出されず。それまでにも2度の厳重注意処置を経ていた。
次回の審査室は4月9日に予定されているが、緊急審査室が開かれる可能性もある。その他、高校19件の処分を決めた。