快勝の楽天・今江監督 先発の田中将に「下手したら2つくらいギアが上がってきている」2度目の実戦登板は2回2安打1失点
「オープン戦、阪神2-5楽天」(6日、甲子園球場)
楽天は投打がかみ合い快勝。オープン戦は3勝3敗となった。
今季2度目の実戦となった先発の田中将は、2回2安打1失点。今江監督は「前回に比べると1個、下手したら2つくらいギアが上がってきてるんじゃないかな」と語った。
その後は桜井や鈴木翔、則本らリリーフ陣が奮闘。田中将を継いだ計6人の投手で相手打線にわずか1安打に抑えた。特に指揮官は八回に登板し、2奪三振無失点と好投の新守護神・則本を絶賛。「今日は一番よかった。ストレートもかなり強くていい感じに投げられている」と評価した。
打線は二回に石原の適時打で先制。同点の三回は茂木の適時打で勝ち越し。七回には渡辺佳がオープン戦チーム1号となるソロを放つなど活発だった。
指揮官は「ヒットが出ているのはすごくいい」と評価しつつ14安打5得点という結果には「もっと少ないヒットで点が入るように、ベンチの僕たちが動かしながらやっていかないといけない」とベンチワークの課題を口にした。