快勝の楽天・今江監督 先発の田中将に「下手したら2つくらいギアが上がってきている」2度目の実戦登板は2回2安打1失点

 2回、先制適時打を放った石原(右)を迎える今江監督(撮影・立川洋一郎)
 7回、右越えソロを放った渡辺佳(48)を迎える今江監督(撮影・中田匡峻)
 先発し、投げ込む田中将(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、阪神2-5楽天」(6日、甲子園球場)

 楽天は投打がかみ合い快勝。オープン戦は3勝3敗となった。

 今季2度目の実戦となった先発の田中将は、2回2安打1失点。今江監督は「前回に比べると1個、下手したら2つくらいギアが上がってきてるんじゃないかな」と語った。

 その後は桜井や鈴木翔、則本らリリーフ陣が奮闘。田中将を継いだ計6人の投手で相手打線にわずか1安打に抑えた。特に指揮官は八回に登板し、2奪三振無失点と好投の新守護神・則本を絶賛。「今日は一番よかった。ストレートもかなり強くていい感じに投げられている」と評価した。

 打線は二回に石原の適時打で先制。同点の三回は茂木の適時打で勝ち越し。七回には渡辺佳がオープン戦チーム1号となるソロを放つなど活発だった。

 指揮官は「ヒットが出ているのはすごくいい」と評価しつつ14安打5得点という結果には「もっと少ないヒットで点が入るように、ベンチの僕たちが動かしながらやっていかないといけない」とベンチワークの課題を口にした。

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