ロッテ・横山 新スライダーで3者連続空振り三振 「手応えはある」 吉井監督「変化球がうまくなった」
「オープン戦、DeNA5-0ロッテ」(6日、横浜スタジアム)
ロッテは、4番手として六回から登板した横山陸人投手(22)が、1回無失点、3奪三振。自己最速タイの156キロもマークし、「ブルペンでしっかり投げられていたし、真っすぐも走っているという感じがあった」と納得の表情だった。
0-2の六回から登板し、代打・勝又、柴田、梶原を、直球とスライダーを軸に3者連続で空振り三振。上々の投球で手玉に取った。
特にさえたのは、昨年12月からこだわって磨いてきたというたスライダー。昨季までは横変化が大きかったというが、縦に変化と、コントロールのしやすさを求めて改良。「沖縄とか宮崎でも投げて、右バッターに対しての反応もすごい良かった。手応えはある」と、新たな武器を手に入れた。
吉井監督も「今年に入って良い調子をキープしている。変化球がうまくなった」とうなる。右腕は「去年までは真っすぐ一辺倒になってしまうことが多かった。変化球も使いながら、真っすぐの質も落とさないようにやっていければ」と意気込んだ。