侍ジャパン 山下舜平大の初球158キロに京セラどよめく 最速159キロ連発 将来の侍エース候補が躍動
「侍ジャパン強化試合、日本代表5-0欧州代表」(6日、京セラドーム大阪)
侍ジャパンの4番手として六回からマウンドに上がった山下舜平大が、初球に158キロをマークして京セラドームをどよめかせた。2回を1安打無失点に抑え、代表デビュー戦を飾った。
初球、いきなりスピードガン表示が「158」と出ると、スタンドからざわめきがわき起こった。昨季、高卒3年目でパ・リーグ新人王を獲得した右腕。その高いポテンシャルは「大谷翔平と双璧」とも称される。
先頭を紅林のファインプレーもあって三邪飛に仕留めると、次打者を中飛に打ち取った山下。2死からリディに最速となる159キロを連発し、再び球場をどよめかせた。左前打を浴びたが、最後は156キロで空振り三振に仕留めてイニングを終えた。
2イニング目は力強いストレートを軸に、変化球を交えながら三者凡退に仕留めた右腕。文句なしの代表デビュー戦となった。お立ち台では「楽しかったです」と語り、「たくさんの方々に見られている中で力を出せましたし、とてもいい経験ができました」と力を込めていた。