欧州代表 最終回の攻撃でまさかのズッコケ エンカルナシオンは恥ずかしそうに苦笑い 反撃機運しぼみ侍ジャパンに完敗

 「侍ジャパン強化試合、日本代表5-0欧州代表」(6日、京セラドーム大阪)

 欧州代表は侍ジャパンに完封負けを喫した。九回の攻撃では思わぬハプニングで好機をふいにしてしまった。

 九回先頭で打席に入った途中出場のエンカルナシオンは右翼へ痛烈な打球を放った。二塁打かと思われたが、一塁を回ったエンカルナシオンは足がもつれてその場で転倒。慌てて立ち上がり懸命に二塁を目指したが、悠々タッチアウトになってしまった。

 ベンチへ引き揚げる際には恥ずかしそうな笑みを浮かべ、ベンチでも終始苦笑い。二塁に到達していれば大きなチャンスだっただけに、まさかのハプニングとなった。

 それでもチームは昨年WBCに出場した選手も集まり、「さわやかチェコ」と称されたチェコ代表のチェルベンカ捕手は一塁へ座り投げの牽制球を投じ、侍ジャパンを驚かせた。2番手としてマウンドに上がったシュナイダー(チェコ)が投球直後に右肩を負傷したことが気がかりだ。

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