DeNA・東妻 兄弟対決で二塁打「兄貴に『放り込めよ』と言われました」
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「オープン戦、DeNA5-0ロッテ」(6日、横浜スタジアム)
兄弟対決にハマスタが沸いた。七回1死一塁。代打がコールされたDeNA・東妻純平は、兄・勇輔の投じた145キロ直球をフルスイング。左中間に伸びた強い打球は、中堅・和田の落球を誘う二塁打となった。
試合後、5歳下の弟・純平は「兄貴に『放り込めよ』と言われました」と苦笑いしつつ「打球速度も出ていたし、納得です」と手応え十分。兄は「ホームランを打たれても、それはそれで記念かなと思ったんですけど、中途半端に打たれました」と毒づきながらも表情に愛をにじませた。
2人の対決はこれまで2軍戦で3度あり「3打数1安打だったけど、これで4の2。5割です」と純平。和歌山から母ら家族が観戦し「母親が喜んでくれたのが一番」と笑顔を見せた。
捕手登録だが、武器の打撃を生かすため今季から外野にも挑戦。「兄貴と1軍で対戦できたら」と交流戦で再び相まみえることを誓った。