星稜が大阪桐蔭超え10票でセンバツV候補に、5年ぶり開催のキャプテントーク 能登地震も経験「野球できる感謝持ちながら」
第96回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)に出場する32校の主将による「キャプテントーク」が7日、大阪市内で行われた。新型コロナウイルスの影響で中止されていたが、5年ぶりの再開。主将たちが回答した事前アンケートの優勝候補には昨秋の神宮大会で優勝した石川・星稜が大阪桐蔭の4票を上回る10票を獲得した。
星稜の主将・芦硲晃太外野手(2年)は「今回こうして優勝候補にたくさん挙げていただいて、うれしいことですし。でも、秋は日本一になりましたけど、春勝てる保証はないので、春は一からチャレンジャーという気持ちで戦いたいです」とコメント。1月1日に発生した能登半島地震では、年明けの練習始めが1週間ほど遅れるなど影響があったという。「野球ができることに感謝の気持ちを持ちながら、またスタートできるので、プラスに捉えて良い準備ができるかなと思います」と前を向いた。