侍ジャパン ドラ1候補の金丸夢斗が2回パーフェクト4奪三振 最速151キロで井端監督の期待に応える快投 

 力投する金丸(撮影・北村雅宏)
 1回、三者凡退に抑えベンチに戻る金丸(撮影・山口登)
 アップする金丸(撮影・山口登)
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 「侍ジャパン強化試合、欧州代表-日本代表」(7日、京セラドーム大阪)

 今秋ドラフト1位候補で最速153キロ左腕の金丸夢斗投手(関大)が先発し、期待にたがわぬ立ち上がりを見せた。

 先頭のセラサを150キロの直球で追い込むと、最後は落差のあるスプリットで空振り三審。2番・フルプは123キロのチェンジアップで空振り三振。3番のリディには151キロ直球で空振りを奪って、最後は変化球で三ゴロに仕留めた。

 二回も先頭のチェルベンカをスプリットで空振り三振。続くヒメネスは中飛。最後はリノを151キロ直球で空振り三振に仕留めて、2回無安打無失点4奪三振の完全投球。この巧みな投球にベンチの井端監督は笑顔で何度も拍手を送り、目を細めていた。

 金丸は「真っすぐの球威もあり、チェンジアップもスプリットもいい感じに抜かすことができたので良かったです」と満足げな表情を浮かべた。

 金丸は関西学生リーグで通算33試合に登板し、19勝2敗、防御率1・07。現在リーグ18連勝中で、山口高志氏のリーグ記録である21連勝にあと3に迫っている。

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