巨人・大勢 いきなり155キロ 開幕1軍に光 故障後初のシート打撃登板

 右ふくらはぎ痛でリハビリを続けてきた巨人・大勢投手(24)が7日、神奈川県川崎市にあるジャイアンツ球場の室内練習場で、故障後初めてシート打撃に登板した。3軍の打者4人に19球を投げて、安打性の打球は1本で1奪三振、1四球。駆け込みの開幕1軍にも一筋の光が見えてきた。

 「長かったんで…ここまで投げられるまで。やっと実戦に投げられた。それは良かったと思います」。不安を感じさせない腕の振りに、試運転ながら球には力強さがあった。最速155キロで直球の平均球速152・3キロ。確かな手応えは数字にも表れたが、驚いたのは投球を見守った戸郷だ。

 「気持ちよく腕も振れていましたし、すごく状態がいいんだろうなと。だいぶ仕上がってきているし、楽しみですよね」

 阿部監督も「焦らずに」と前置きした上で、順調ならオープン戦最後の3連戦、楽天戦(22日、東京ドーム)での“昇格テスト”を示唆。「来てくれたら一番うれしい。俺も映像を見とくわ」と続けた。「開幕に向けてっていうのは一度も、1日も変わってない」とは大勢。3週間後に迫る開幕・阪神戦に照準を合わせ、1歩、1歩、着実に復活ロードを歩んでいく。

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