選抜高校野球 強烈激戦区に他校の反応は?「やばいなと小さな声で」「呼ばれる度によっしゃと」V経験5校が集結

 初戦の組み合わせが決まった選抜高校野球の抽選会
 対戦が決まり、ポーズをとる日本航空石川の宝田一慧主将(左)と常総学院の若林佑真主将=8日午前、大阪市
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 「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(8日、オーバルホール)

 第96回選抜高校野球(18日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が行われ、1回戦の全カードが決定。8強の目安となる3回戦までの区切りで、最終ブロックが「死のブロック」となった。

 大阪桐蔭、愛工大名電、報徳学園、常総学院、作新学院の甲子園V経験5校に、北海、神村学園と準V経験2校も集結。初戦で北海と激突する大阪桐蔭・西谷監督は「次のことは考えられない」と語った。初戦で常総学院と対戦する日本航空石川の中村監督は「Yブロックに入ると大変なことになるなと思っていました。正直もう大変ですね。すごい(強豪が)集まったなと」と語った。

 この模様に高崎健康福祉大高崎のプロ注目・箱山捕手は「すごいなと。隣にいた作新学院の小森とやばいなと小さな声で話してました。Yの強豪校が呼ばれる度によっしゃと心の中で思ってました」と率直な心境と会場での様子を明かした。初戦は大会2日目第3試合で学法石川と対戦する。昨年のセンバツでは報徳学園に初戦敗退したこともあり「リベンジしたい。相手は決まったんですけど、点差、イニング関係なく、一瞬、一瞬をやりきるというテーマをぶらさずやっていきたいです」と力を込めていた。

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