「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」（８日、オーバルホール）

　１回戦の組み合わせが決定。４年連続１１回目の出場となる敦賀気比（福井）は大会第２日第２試合で明豊（大分）と対戦することになった。

　西口友翔主将（２年）は「相手も毎年のように甲子園に出ている強豪校。初戦は入りが大事なので自分たちのペースに持ち込みいいプレーをしたい」と表情を引き締めた。昨年末にはＯＢで大リーグ・レッドソックスでプレーする吉田正尚外野手が同校を訪れ、部員との記念撮影に応じてくれたという。「頑張れと言ってもらった。後輩として活躍して応えたい。僕らも追いつけるように頑張る」と力をもらった。

　１月１日の能登半島地震で同校は大きな被害は受けなかったものの、東哲平監督によると校内の木や部室のロッカーが倒れるなどしたという。また、３月初旬までにインフルエンザにかかった選手が多く体調管理に苦慮したが、大会を控えほとんどが回復。試合までに調整できそうだとした。