星稜・芦硲晃太主将 “ジャイキリ軍団”田辺を警戒「のまれないように」父に続くセンバツV目指す

 「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(8日、オーバルホール)

 第96回選抜高校野球(18日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が行われ、昨秋明治神宮野球大会で優勝した星稜(石川)は大会第1日第2試合で田辺(和歌山)と対戦することが決まった。

 昨秋の和歌山大会で市和歌山や智弁和歌山などを倒してセンバツ切符を手にした勢いある相手に、主将の芦硲晃太外野手(2年)は「強いところを倒している。近畿の代表で地域のお客さんでアルプスも沸くと思うが、のまれないように自分たちのペースで意識したい」と警戒した。父・太輔さんは1997年センバツで優勝した天理の二塁手だった。「父から、甲子園は素晴らしい場所とずっと聞いていた。父も応援に来てくれるので、成長した姿を見せられたら」と石川県勢甲子園初優勝を目標に掲げた。

 山下智将監督は「星稜は甲子園で和歌山のチームに本当に勝てなくて。かなり負けています」と苦笑い。春の和歌山県勢との対戦は95年2回戦で伊都に勝利した1度だけだが、夏は79年3回戦で箕島に延長十八回サヨナラ負けして以来3連敗。19年3回戦で智弁和歌山に延長十四回タイブレーク勝利したのが久々の勝利だった。「対戦成績は意識せずやりたい」と切り替えて臨むことを誓った。

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