田辺は昨秋神宮覇者・星稜と 山本主将「マジか」も「強豪校とできるの光栄」 田中監督「いいところ引いた」

 抽選会に臨む田辺、別海の両主将(撮影・石井剣太郎)
 組み合わせ抽選会に出席した大阪桐蔭・西谷浩一監督
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 「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(8日、オーバルホール)

 第96回選抜高校野球(18日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が行われ、田辺(和歌山)は昨秋明治神宮野球大会で優勝した星稜(石川)と大会第1日第2試合でと対戦することが決まった。

 くじを引いた山本結翔主将(2年)は「びっくりというか。マジか…という気持ちだった」と苦笑いしたが「甲子園で、昔からの強豪校と試合ができるのは光栄」と気合を入れ直した。田中格監督は「星稜は日本一のチーム。そこが一番強い。これまでも常に常連で、今年(昨秋の明治神宮大会)も日本一なので。いいところを引いたと思った。なかなか引けるもんじゃない」と山本主将をたたえた。

 田辺も昨秋の和歌山大会は市和歌山、智弁和歌山と甲子園常連校を破り近畿大会に進出した。「今年のメンバーはどこが相手でも喜怒哀楽なく平常心でやってくれる。昨秋のように自分たちの野球をしようと。相手は日本一のチームだが気にしない。市和歌山も智弁和歌山もそうだったので」とジャイアントキリング再来を誓った。

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