巨人 開幕内定の戸郷が四回途中3失点で降板 珍しい押し出し含む4四球と不安残す内容 対外試合初失点

 オリックス戦に先発した戸郷
 2回を投げ終え、岡本和(左)とタッチを交わす戸郷
 2回を投げ終え、岡本和(左)とタッチを交わして笑顔を見せる戸郷
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 「オープン戦、オリックス-巨人」(8日、京セラドーム大阪)

 開幕投手に内定している戸郷が、3回2/3を投げて6安打で3失点。実戦登板3試合目で初めて失点を許すなど、押し出しを含む4四球と制球にも苦しむマウンドになった。

 初回は2死から西川に四球を与えると、二回は先頭の森に右翼線二塁打を浴びた。なかなかリズムに乗れない投球が続く中、三回には1死から太田、渡辺に連続四球。西川にも左前打を浴び、1死満塁のピンチを背負った。

 続く頓宮は、抜けたスライダーで空振り三振に斬ったが、2死から森との対戦。直球を中前に運ばれ、2点適時打を許した。四回にはセデーニョ、トーマス、ゴンザレスと助っ人3人の3連打を浴びた。1死を挟み、太田には押し出し四球。続く渡辺を一邪飛に抑えたところで、球数が70球を超えマウンドを降りた。

 2月23日のオープン戦・阪神戦に続き、今月2日には、台湾で中信兄弟との親善試合に登板した。初戦は1回1安打無失点、2日の第2戦は3回2安打無失点と、順調な調整を経てきたが、登板3試合目にして初失点。結果以上に4四球の内容に不安を残す形となった。

 戸郷は既に3月29日・阪神戦の先発が決まっている。順当なら調整登板は残り2試合。露呈した課題を修正し、万全の状態で開幕を迎えたい。

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