ロッテの開幕投手・小島が4回6安打3失点 開幕まで残り3週間「去年の実績は過去のこと。もう一回結果を残す」

 力投する小島(撮影・開出牧)
 1回、山川(左後方)に先制の左越え2ランを打たれた先発・小島(撮影・開出牧)
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 「オープン戦、ロッテ5-3ソフトバンク」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 2年連続でロッテの開幕投手を務める小島和哉投手(27)が先発し、4回72球を投げ、6安打3失点だった。初回、2死一塁から山川に左翼へ先制2ランを浴びたが、極寒の中最速は147キロをマーク。「初回はしっかりスピードも出ていたので、この寒さでも出て良かった。前回登板は30球くらいしか投げてなかったけど、球数が投げられて良かった」と収穫を得た。

 2日の練習試合・西武戦の試合後に吉井監督が開幕投手を発表してから初の登板となった。初回は山川の2ランで先制を許し、0-2の二回にも2安打で1点を与えたが、4回までに5奪三振を奪った。開幕戦の29日・日本ハム戦までは3週間。「監督は去年頑張った選手と言っていたけど、去年の実績は過去のこと。そこにおごらずに、もう一回結果を残すぞという気持ちで取り組んでいるので頑張りたい」と意気込んだ。

 吉井監督は「立ち上がりから球が強いなと思って見ていた。ホームランやヒットを打たれたのは甘い球だった。ただ、この寒さの中であれだけ強く投げられるっていうことは調子は悪くないと思うので良かった」と評価した。

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