球界最年長のヤクルト・石川が3回持たず9安打5失点「どんな試合でもいいに越したことはない」と悔しさあらわに

 1回、大山に先制適時打を許す石川(撮影・山口登)
 力投する石川(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、阪神5-6ヤクルト」(8日、甲子園球場)

 ヤクルトの石川雅規投手が制球に苦しみ、2回2/3を9安打5失点と課題を残した。

 初回に味方の失策も絡んで先制点を献上すると、二回には1死一、二塁から近本に適時打を浴びた。さらに三回だ。佐藤輝、森下、井上に3連打を許し、もう1点を追加されると、木浪には四球。満塁とされたが、坂本を併殺打に打ち取り、球数67球で交代となった。

 石川は登板後に、「左のインコースをしっかり投げられないと抑えられないなというところなので。右のインサイドはいいボールもありつつというところですけども、やっぱり打たれ出すと、偏り出す。そういうところは組み立てもそうですけど、狙ったところに投げ込むのが大事」と浮き彫りになった課題に目を向けた。

 また、報道陣からオープン戦でよかったかと問われると、「どんな試合でもいいに越したことはない」とピシャリ。「反省を次にどう生かすかなので、しっかりとやっていきたいと思います」と前を向いた。

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