日本ハム・鈴木、5回2安打無失点「左も抑えられるところを見せられた」抜群の安定感でローテ入りアピール
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「オープン戦、楽天-日本ハム」(9日、草薙総合運動場野球場)
日本ハム先発の鈴木が5回2安打無失点、無四球の安定感抜群の投球でで先発ローテーション入りへアピールした。
右下手から130キロ台の直球にシンカー、スライダー、90キロ台のカーブを丁寧に投げ分け、凡打の山を築いた。二回に先頭の島内に左前打を浴びたが、後続を断った。まともな安打はこの1本だけ。五回は1死から岡島に一塁ベースに当たる不運な内野安打を許したが、続く辰己を遊ゴロ併殺に打ち取った。
昨季は右打者の被打率・144に対し左打者は・299だった。この日はチェンジアップを有効に6人並んだ左打者を苦にしなかった。「左も抑えられるところを見せられた。次もしっかり抑えられるところを見せたい」と話した。
試合前には「与えられたチャンス。(ローテ入りを)判断するのは首脳陣の方なんで。自分はやることだけしっかりやっていきたいなと思います」と話していたが、十分な結果を残した。