ロッテ・美馬が3回1安打1失点「結果的にはよかった」 初回は制球乱れるも、二回以降は三者凡退
「オープン戦、ロッテ5-8ソフトバンク」(9日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの先発・美馬学投手(37)が3回45球を投げ、1安打1失点とした。「結果的にはよかったんじゃないかな。スライダー系はうまく投げられた。(まっすぐは)引っかけたりもあったし、フォークがちょっと抜けてたり、最後チェンジアップはよかったけど、ちょっと操れていない球が多かった」と振り返った。
初回、先頭・周東に左翼線二塁打といきなりピンチ。2死三塁からは山川への3球目を暴投すると、その間に三走・周東が生還。先制を献上した。だが、二回以降は三者凡退。三回1死から周東、栗原を連続で空振り三振に斬った。
春季キャンプでは、石垣島での1次キャンプ以降はひざのコンディション不良のため本隊には帯同せず。この日が1軍での実戦登板は今季初となった。「体の状態が良くなかったので、1回(本隊を)離れて良くしてから合流してっていう感じ。試合で投げられているので、(体に)問題はない」と話した。
昨季は18試合に先発し、3勝9敗。悔しいシーズンとなっただけに「去年全然ダメだったんで、今年しっかりやらないと長くもできないし、本当にそういうつもりで1試合1試合、大事にやっていきたい」と力を込めた。