ロッテ・佐々木朗希 3回4安打無失点5K 最速157キロ 毎回得点圏のピンチも得点は許さず
「オープン戦、ロッテ-ソフトバンク」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手が先発し、3回57球を4安打無失点、制球に苦しみ毎回先頭打者を出したが、5三振を奪った。
初回は直球とフォークを軸に組み立てた。先頭・柳田には初球156キロを左中間に運ばれ、いきなり二塁打。だが、1死三塁から近藤はフルカウントから155キロの高めの直球で空振り三振に斬った。山川の4球目にはこの日最速157キロを計測。その後フルカウントから四球を与えたが、最後はウォーカーを142キロフォークで空振り三振。無失点スタートを切った。
0-0の二回からはスライダーも投じた。先頭・牧原には右前打。1死一塁からは井上に三塁内野安打を許した。続く甲斐の4球目では暴投し、走者は二、三塁に。甲斐は157キロ直球で見逃し三振としたものの、柳田には四球で2死満塁のピンチを背負った。だが、最後は今宮をフォークで空振り三振。山場を切り抜けた。
三回、先頭・近藤には内角への直球が死球に。その後1死一、二塁とピンチを背負ったが、牧原は3球フォーク勝負で空振り三振。川村は二ゴロに打ち取った。
前回登板は3日の練習試合・西武戦。2回2安打1失点だった。最速は157キロをマーク。「中身だけ見たら荒れちゃって良くないところもあったけど、感覚自体は徐々に良くなっていると思う」と話していた。