なぜ?珍しい万能型同士のトレード 巨人に加入する郡拓也は昨季投手以外全て守った“超万能型”25歳の若さも魅力

 巨人・若林晃弘内野手と日本ハム・郡拓也捕手のトレードが成立したことが11日、明らかになった。両球団が発表した。

 ともに内外野を守れる万能型タイプだが、実績や特徴は異なる。郡は若林に比べると1軍実績は乏しく、通算78試合の出場で打率・166、2本塁打、10打点の成績。ただ、年齢は郡が5歳若い。新庄監督3年目で経験豊富な選手を求めた日本ハムに対し、巨人は郡の伸びしろにも期待しているだろう。

 現在、巨人で支配下登録されている捕手は5人。昨季は捕手での出場は2試合のみだが、有事も含め、チームにとっては貴重な存在となる。

 それ以外でも昨季、ファームで内外野全ポジションを守った超万能型。打撃では101試合に出場して373打席に立ち、打率・234、9本塁打、35打点とパンチ力も備える。

 阿部監督はチーム方針や信条などをまとめた小冊子を選手、スタッフに配布しているが、「献身性」も重視。勝利のために自己犠牲を払える選手への評価を口にしている。捕手を含め、全ポジションを守れる郡の献身性は阿部監督の求めるタイプにもはまる。

 郡は日本ハムでの7年間に感謝を伝えたうえで、巨人での活躍を決意。「新天地ではファイターズとの対戦を楽しみにしています。新たなステージで頑張りますので、引き続き応援宜しくお願い致します」とメッセージを送っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス