落合博満氏 対談した317勝左腕の名言「甲子園は負けて大きくなるところや」にうなずく「高校時代に調子乗ったら成長せえへん」

 野球評論家・落合博満氏のYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」が11日までに更新され、通算317勝左腕の鈴木啓示氏がゲストで出演し対談。育英高校時代に出場したセンバツである名言を残していたことを明らかにした。

 鈴木氏は1965年の第37回センバツ高校野球に育英のエースとして出場。だが徳島商に1-3で敗れ、初戦で涙をのんだ。その際、「甲子園はな、負けて大きくなるところや」と新聞記者にコメントし、「えらい強がって言ったんやって」と回顧した。

 後年、取材した記者と再会した際に「言われた通りになりましたね」と告げられたという。「甲子園で優勝して200勝したピッチャーおれへんねんて。平松(元大洋)だけや。岡山東商でワシと同期で」と戦後では平松氏のみが甲子園優勝投手で名球会入会の基準となる200勝を達成している。

 「騒がれて入ってきて、みんなプロで200勝行けへん。だから甲子園は負けて大きくなるところやと。そんなこと知らんで言うたんやけど、高校時代に調子乗ったら成長せえへんでって。よーし、見とれっていう気持ちが今後の力になっていくんや」と振り返った鈴木氏。落合氏も真剣な表情でうなずきながら、当時のエピソードに耳を傾けていた。

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