DeNA・宮崎 2打席連続の本塁打、チーム13得点誘発 度会ら若手の活躍に刺激
「オープン戦、DeNA13-0ヤクルト」(13日、横浜スタジアム)
2打席連続本塁打で健在ぶりを示した。DeNA・宮崎敏郎内野手がサイスニードから初回2死一、二塁で左越え先制3ランを放ち、三回2死は右越えソロ。「2打席ともたまたま。いいところに飛んでくれた」と満足そうに振り返った。
巧みな打撃技術でパワーを生かした。特に2打席目は振り切った打球が反対方向へ伸びた。「最悪ファウルになっても、しょうがないという感じはあった。切れなくて良かった」と分析した。
2月は2軍キャンプでスタート。「練習する時間もたくさんあって、任せられた部分もあった。自分のやりたい練習はできた」。23日に1軍に合流すると、ヤクルトとの練習試合(浦添)の初打席で左越え弾を放った。「自分のスイングはできていた。自分の形を崩さないように心がけている」と好発進を振り返る。
チームでは度会ら若手が大活躍。刺激を受けている。「選手層の厚いチームが本当にいい。自分はルーキーからこんなに打ったりできなかった。すごいなあと思って見ている」。謙遜するが首位打者2度の実力者。若手の模範となる打撃だった。