甲子園練習で異例の光景 神村学園が開始前に座禅 小田監督「古き良き時代のものを」集中力を高めてグラウンドへ

 練習前、ベンチの前で座禅を組む神村学園ナイン(撮影・山口登)
 練習前、ベンチの前で座禅を組む神村学園ナイン(撮影・山口登)
 練習前、ベンチの前で座禅を組む神村学園ナイン(撮影・山口登)
3枚

 第96回選抜高校野球の甲子園練習が14日、甲子園球場で行われ、神村学園の練習開始前に異例の光景が広がった。

 選手全員が一塁側ファウルグラウンドから外野芝生にかけて整列。正座して手を前に組むと、静かに目を閉じて座禅を始めた。約1分、阿南光が練習する傍らで心を整えた選手たち。その後、練習をスタートした。

 コロナ禍を経て、5年ぶりに再開された甲子園練習。過去には全力で校歌を歌う学校などもあったが、グラウンド上で座禅を組むのは異例の光景となった。小田監督は練習後「自分自身を落ち着かせるためにいつもやっている。丹田を意識させる」と説明し、「古き良き時代の物を受け継ぐことにも意味があると思うので。毎年、部員をお寺に連れて行ってやり方を教えていただいてます」と明かした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス