巨人 開幕阪神3連戦ローテ決定 戸郷→グリフィン→高橋礼 4戦目以降は山崎伊、メンデス、菅野 ドラ1西舘はリリーフへ

 巨人の開幕ローテーションがほぼ固まったことが15日、分かった。阿部慎之助監督(44)は「ギリギリまで悩む」と話していたが、本戦まで残り2週間を切った中で全容が判明。阪神との開幕カードには、既に開幕投手に内定している戸郷から、グリフィン、高橋礼の3人を投入。4月2日からの中日3連戦(バンテリンドーム)に山崎伊、メンデス、菅野が回る。

 開幕ローテを巡る激しい争いが、ひとまず決着の時を迎えた。開幕まで2週間を切った中で全容が判明。これまで阿部監督は春季キャンプから候補を8人に絞り、競わせた上でドラフト1位・西舘(中大)をリリーフに配置転換。赤星をロングリリーフ要員に決めた。

 昨季日本一チームとの3連戦は、既に開幕投手に決まっている戸郷から、グリフィン、高橋礼に託す。2人は16、17日のオープン戦・日本ハム戦(エスコン)に先発予定。22、23日の楽天戦(東京ドーム)を経て、開幕カードに向かう流れだ。

 対阪神は昨季、6勝18敗1分けと負け越した。この勝敗が順位に直結しただけに、直接対決がシーズンでの浮沈を握る。グリフィンは3試合の登板で0勝1敗だが、対戦防御率は2・89と相性は悪くない。初戦の戸郷から右、左の2枚看板を投入し、カギは3戦目だ。

 高橋礼は10日の阪神戦で、4回を投げ2安打無失点と快投。ほぼ開幕オーダーを組んだ打線を寄せ付けなかった。阿部監督も試合後、「(ローテに)入るかもしれない」と言及。虎キラー誕生を予感させる内容で、開幕ローテの座を射止めた。

 続く中日との3連戦には、山崎伊、メンデス、菅野の3人を投入。左投手2人に、下手投げの高橋礼…若手に中堅、ベテランを融合させたローテは、他球団にとって脅威となりそうだ。2年連続Bクラスの屈辱から、4年ぶりのV奪回を誓う阿部巨人。“6本の矢”でまずは開幕ダッシュを図る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス