日本ハム・新庄監督「チャンスは一瞬。若林君はちょっとものにできなかった」左太もも裏負傷で右手首痛の浅間と2軍降格

 4回、戦況を見つめる新庄監督(撮影・中島達哉)
 1回、代走を送られベンチに戻る若林(中央)=撮影・中島達哉
 メンバー表を交換し、阿部監督とハイタッチを交わす新庄監督(左から2人目)=撮影・中島達哉
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 「オープン戦、日本ハム5-1巨人」(16日、エスコンフィールド)

 日本ハムの新庄監督が古巣の巨人戦に「1番・二塁」で先発出場した若林に苦言を呈した。初回の守備で、2死走者なしから丸のゴロを処理できず失策に。さらに続く岡本和の一打も追いつきながら捕球できず、中前打とされた。

 試合後「努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬」と語り始めると「この一瞬のチャンスを、若林君はちょっとものにできなかったですね」と評した。「いい打球が飛んできて、あそこでいいプレーして(と思ったのか)、硬さというか気合が入りすぎてる。そこも自分次第なんで。プロの世界は厳しいという」と続けた。

 若林はその裏の攻撃中に左ハムストリングスを負傷して交代。四球で出塁し、松本剛の右前打で二塁に進塁したが、3番・レイエスのフルカウントの場面で代走・石井が告げられた。指揮官は「ちょっと脚を痛めたね。走塁で?でしょうね。セカンドに行って、(左の)ももを押さえてたから、確認したら痛めていて。(ももの)横かな」と説明。「で、代わった石井君が(二回に右越え二塁打を)打つという」と話し、その後、若林と浅間の2軍落ちを明言した。若林は試合後、札幌市内の病院で診察を受けた。検査結果等の詳細は17日にも出る見込み。

 浅間については右手首痛を抱え、打撃にも守備にも影響があったといい「右手首が調子よくなかったみたいで。2軍です。若林君も浅間君も」と説明。「このへんなんですよ。いい調子のときに。これは本人でないとわかんないですよね。一番悔しいんじゃないですか」と話し、同時に「ほかの選手は『よし、チャンス回ってくる』と思わないと」とチームの奮起に期待した。

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