巨人・グリフィンまた炎上 次回ダメならローテ再編 阪神との開幕2戦目登板予定も

 「オープン戦、日本ハム5-1巨人」(16日、エスコンフィールド)

 うつむいたままの巨人のフォスター・グリフィン投手(28)が試合後、消え入りそうな声で話し始めた。2回7安打5失点。3四死球の投球内容に「残念ながら、よかった球種がない」と肩を落とす。阪神との開幕2戦目での先発が“当確”していた中、制球が定まらず2試合連続の乱調。阿部監督も次回登板の内容次第では再編を明言した。

 「次、ドームであまりにも良くなかったら再編しようかなと思います」

 指揮官の言葉通りに不安を残す登板だった。初回、先頭の若林に四球を与えると、松本剛には初球を痛打され右前打で一、二塁。1死後、マルティネスにも初球を狙われ、右前適時打で先制点を失った。さらに、野村はストレートの四球。続く万波には逆球になったツーシームを、左中間まで運ばれて2点を失った。

 二回も立ち直りの兆しが見えず5失点。予定のイニングを投げ切ることができなかった。前回9日のオリックス戦(京セラドーム)でも、3四球を含む3回7安打6失点と不本意な投球。2戦連続の大量失点を、杉内チーフ投手コーチは「悩みながら投げている。そこだけかな…」と表現。左腕は「原因?分かっていたら多分、その場で修正できた」と首を振った。

 17日の同戦は赤星が先発。指揮官が「先発7番目の男」として期待する右腕で、グリフィンが23日の楽天戦でも復調できなければ代役候補の筆頭となる。「少しでも前向きになりたい。悪いものがあれば直す時間はまだある」と助っ人。“最後通告”を力に変え、修正に全力を注ぐしかない。

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