ロッテ 初回4失点炎上の佐々木朗希「いいところはなかった」最大16メートルの強風に苦しむ「4回まで投げること大事に」
「オープン戦、ロッテ-楽天」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手が先発し、4回6安打4失点、4四死球。「いいところはなかった。球数はしっかり投げられたのでそこは良かった」と振り返った。
最大風速16メートルと、強風が吹き荒れた。初回からこの日の最速158キロを計測したが、制球が定まらず一挙4失点。先頭・茂木から連打を浴び、1死二、三塁とすると、浅村の遊ゴロで失点。さらに1死二、三塁からは島内に右翼線へ2点適時二塁打を許した。2死二塁からは鈴木大に右前適時打を浴びた。
ただ、二回からは「抑えること、四回まで投げることを大事にして投げた」と無失点投球。0-4の二回には2四球を与えたが、1死一、二塁では、小郷から全球直球で空振り三振を奪った。三回も2死一、二塁のピンチを迎えるも、辰己をフォークで空振り三振。四回も2死二塁とピンチを背負ったが、スライダーを使って後続を打ち取った。
「まっすぐは力なく思うようにコントロールできなかったら苦しくなってしまう。前回から良くならなかった」と反省。「スライダー自体は良かった。フォークも良かったと思うんですけど、まっすぐあっての変化球なので、しっかりまっすぐを投げられるようにしたい」と前を向いた。