巨人・阿部監督「久しぶりに見たね」 鮮やか三重殺に内野陣称賛「内野はみんな上手いし、信頼を置ける内野陣だと思ってる」 先発赤星を高評価 坂本は熱発で早めの帰京
「オープン戦、日本ハム1-5巨人」(17日、エスコンフィールド)
巨人が日本ハムに勝利し、開幕前の長期遠征を終えた。先発した赤星が5回6安打1失点と好投。初回、トリプルプレーにも助けられながら、最速152キロの直球を軸に要所を締めた。打っては門脇が22打席ぶり安打など、2安打で復調気配を見せた。
試合後、阿部監督はトリプルプレーについて「久しぶりに見たね。(自身は)捕手やってた時にあるんだよね。ああいう感じの」と語り、「内野はみんな上手いし、信頼を置ける内野陣だなと思っているので」と、うなずいた。
開幕ローテは固まっており、赤星については「7人目の先発」としてロングリリーフ待機させる方針となっているが、この日の赤星の投球について指揮官は「ナイスピッチングだった。誰か一人ずっこけたら、すぐ入れる投手」と、高評価した。
試合前から姿がなかった坂本については、発熱があったことを明かし、早めに帰京させたという。
巨人は台湾の親善試合から大阪、鹿児島、福岡、北海道と続いた長期遠征が終了。指揮官は「東京に戻って、どっしりしてね。開幕をしっかり迎えられるようにするだけ」。19日からは本拠地・東京ドームで残り5試合、開幕に向けたオープン戦を戦う。