センバツ18日開幕 出場32校全選手が開会式リハーサル 青森山田・橋場主将が選手宣誓予行練習
第96回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)の開会式リハーサルが17日、行われた。出場する32校の全選手が入場行進などを練習。青森山田の主将・橋場公祐捕手(3年)が選手宣誓の予行練習を行った。
大役の練習を終え、橋場はふっと息を吐いた。「本番の前に甲子園球場で言えたというのは、すごくほっとしています」。伝えたい思いがある。
センバツが1924年に全国選抜中等学校野球大会として始まってから今年で100年。さらに、元日を襲った能登半島地震では多くの仲間が心に傷を負った。「100年という記念の年、能登半島地震のこともありますし、その次の100年にというところ、3つの構成で考えました」。自己採点は「80点」と話し「本番、自分の言葉がいろいろな方に届けられれば100点になるのかな」と力を込めた。
歴史をつなぎ、希望の光を届ける春が幕を開ける。