センバツ初 開幕戦からタイブレーク突入 八戸学院光星が九回に追いつく 関東第一と熱戦

 8回、関東第一・高橋に適時内野安打を浴びた八戸学院光星・洗平(撮影・佐々木彰尚)
 8回、関東第一・高橋は遊撃適時内野安打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
 7回、八戸学院光星の代打・小笠原は右前に適時打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 「選抜高校野球・1回戦、関東第一-八戸学院光星」(18日、甲子園球場)

 九回を終えて2-2で、今大会初のタイブレークが適用された。反発を抑えた新基準バットを使う初めての大会は、八回に関東第一・越後瞬祐内野手(2年)が左越え二塁打を放つまで長打がなかった。開幕試合のタイブレークはセンバツ初。夏は昨年の土浦日大8-6上田西の1度だけで、この時は九回を終えて2-2からの延長十回に土浦日大が6点、上田西が4点を取って決着した。

 タイブレークとは、投手故障予防の観点から人為的に走者を置き、早期決着を図る特別ルール。九回までに決着していない場合、延長十回は無死一、二塁から継続打順で開始され、決着がつくまで続く。1人の投手は15イニングまでしか投げられない。甲子園では2018年の選抜大会から導入され、夏の全国選手権大会や地方大会でも一律に採用。21年センバツからは例外とされてきた決勝でも採用されることになった。23年春から十回以降の適用となった。これまでのタイブレーク最長イニングは23年夏の鳥栖工3-2富山商。3イニング目の延長十二回で決着した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス