阿南光 顔面死球の井坂は「打撲」の診断 志願のフル出場「みんなで校歌を歌えて感慨深かった」

 8回、死球を受けてベンチに戻る阿南光・井坂。右は高橋監督
 8回、死球を受けベンチに戻る阿南光・井坂(中央)
 8回、死球を受ける阿南光・井坂。捕手高橋
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 「選抜高校野球・1回戦、阿南光11-4豊川」(19日、甲子園球場)

 阿南光・井坂琉星捕手(3年)が頭部付近に死球を受けた。試合後、病院で検査を受け、打撲傷と診断されたことが発表された。

 井坂は「チームみんなで校歌を歌えて感慨深かった。しっかりと一戦ずつ勝ち進んでいきたい」とコメントした。

 井坂は八回無死一、二塁でバントの構え。投手の抜けたボールが左頬付近に直撃して転倒した。頬を手で押さえながらうずくまるも、自分で起き上がってそのままベンチへ。相手捕手の声かけにも応じる姿もあったが、臨時代走が送られ、無死満塁から試合が再開された。

 治療を経て、笑顔でグラウンドに帰還。場内の観客の拍手を浴びながら、再びマスクを被った。井坂は再登場の際には相手ベンチにも頭を下げた。

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