ヤクルト・高津監督が危機感をあらわ「もう、このままじゃね。大変なことになりますね」 消極的な若手や先発・小沢に苦言止まらず

 日本ハムに敗れグラウンドを後にする高津監督(撮影・持木克友)
 8回、右前安打を放ち3打数2安打と好投維持の青木(撮影・持木克友)
 3回、水野に左越え2点本塁打を打たれた小沢(撮影・持木克友)
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 「オープン戦、ヤクルト0-4日本ハム」(19日、神宮球場)

 ヤクルトが完封負けを喫し、試合後の高津監督は危機感をあらわにした。

 開幕ローテーションの一角を任されることが濃厚な小沢が、2本の本塁打を浴びるなど5回5安打4失点。変化球の制球に苦しんだこともあったが、高津監督は「変化球がほとんどストライク入らないので、結局まっすぐでカウント取って、まっすぐに勝負するというね。何が、どうしたかったのかがよくわからないというか、伝わってこないというか」と厳しくコメントした。

 また打線についても本塁打での得点はあったものの、適時打は9日の七回以降出ていない現状に嘆き節。「これだけ打てないとね。作戦もできないし、打順も動かせないし、何番いってもあまり変化ないので。ちょっと今、色々頭を悩ましていますね」と苦しい台所事情を嘆いた。

 青木や川端らベテラン選手の積極的な姿勢と対照的に映る若手選手に、「積極的にしっかりバットを振るっていうのが第一歩目かなとは思います」と苦言は止まらず。開幕まで残されたオープン戦は4試合まで迫ってきているが、「もう、このままじゃね。大変なことになりますね」と危機感をあらわにした。

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