敗退の耐久 右肘死球のエース冷水は甲子園の土持ち帰らず「夏に帰ってきたい」試合後は相手投手の「ごめんね」に笑顔でかえす

 7回、死球を受ける耐久・冷水孝輔(撮影・石井剣太郎)
 土を集める耐久ナイン(撮影・佐々木彰尚)
 敗れた耐久ナイン(撮影・佐々木彰尚)
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 「選抜高校野球・1回戦、中央学院7-1耐久」(20日、甲子園球場)

 初出場の耐久は中盤まで接戦を演じたが、甲子園初勝利はお預けとなった。

 エース・冷水孝輔投手(3年)は五回まで1失点の力投も六回に3失点。さらに、七回の攻撃では右肘に死球を受け、臨時代走を送られるアクシデントもあった。治療を経てマウンドに上がった七回も3失点。125球で13安打を浴びた。

 無念の初戦敗退。それでも、冷水は甲子園の土は持ち帰らず「肘が痛かったのもあるんですけど、デッドボールがなかったら持って帰っていたかもしれませんけど、持って帰ったらもう甲子園帰ってこられないというのもあるので、もう一回夏に帰ってきたい」と夏を見据えた。試合後の整列時には死球を受けた颯佐と握手も交わし、「ごめんと言われて全然気にしてなかったですけど。ナイスピッチング!とも言ってもらえた」とやり取りを明かした。

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